1976-05-24 第77回国会 参議院 内閣委員会 第7号
○秦豊君 この「我敗れたり」という本は、当時あらゆるマスコミの報道が占領軍のCIE、民間情報局の監督下にあったから——ニュースからすべてそうです、で、これも占領軍のCIEが出版することを許すという検印が押してある。これを見ると、福田太郎が言っていることがうそであるということを書いてあるんだな。
○秦豊君 この「我敗れたり」という本は、当時あらゆるマスコミの報道が占領軍のCIE、民間情報局の監督下にあったから——ニュースからすべてそうです、で、これも占領軍のCIEが出版することを許すという検印が押してある。これを見ると、福田太郎が言っていることがうそであるということを書いてあるんだな。
実は、文部省は原案として審議事項の範囲及び構成員の資格について、より制限的に規定した条項を準備されていたけれども、CIE当局によって現行法文のように修正するように指導された。文部省の大学課長の春山順之助氏がそういうことを言っているわけです。
国家権力の大学への介入は何もいまに始まったことではなく、新制大学の発足した昭和二十四年に、早くもCIE顧問イールズのバックアップによる大学管理二法案となって具体化したのであります。
それから特定教育計画費でありますが、特定教育計画事業は、連合軍総司令部の民間情報局の指導監督のもとに、都道府県と地方公共団体が実施したものでございまして、その内容は、CIE図書館の運営、教育等でございます。これに要する経費といたしまして、昭和二十五、二十六両年度に、見返り資金からお手元の資料にございます金額を支出しております。
この三千三百四十三億円のうち、債務償還、公共事業費、国鉄特別会計、通信事業特別会計、または、先ほど御質問がありました学校給食、CIE図書館等に千四十九億円というものが使用されておりますので、これを除いた資産が二千二百九十四億になるわけでございます。
こんなことでは、CIE自体が日本のこういう会社と何かしら不正なつながりでもあったような印象をわれわれは持つのですが、そういうことについてあなたは何かそういうことがあったような感じを受けたかどうか。
従いまして前年度剰余金がそれだけふえるのでありまするし、経済再建費は、これはクツシヨンというわけではございませんが、このうち約二億円ほどが脱脂粉乳あるいはCIE図書館費だつたと思いますが、いわゆる予備的なものであります。五百億円を繰越しまして、さらにそれでもつて債務償還をいたすか、あるいは積極的な歳出にいたしますか、その点につきましては、情勢の推移を見てきめるという考え方でございます。
○説明員(佐枝新一君) 金額にいたしましてCIE価格が米価で百二十八万三午五百九十七ドル、それを三百六十円で換算いたしまして四億六千二百九万五千四百円、こういうことでございます。業務局が引継きましたのは全部ではございません。
○説明員(剱木亨弘君) 私共の関係しておりますのは、大体御存じのようにCIEでございますが、すべての交渉はCIEとやつておりますが、現在CIE自身がそれを管掌しておるとは考えておりません。ただ地方でそういうアドバイスがあつたということを聞いておりますが、これは実はCIE自身に対しても独立の機関でありまして、我我としてはそういう現地の方に直接交渉するという機会がない。
もつとはつきりと、どういう事情でそれがうまく行かないか、聞くところによれば、このCIE図書館に使うものは、これは大蔵委員会での政府委員の答弁によれば、これに対しては利息がつかない。
最近の事実におきましては、岡山のCIE図書館の補助ということで努力いたしたのでありますが、この二つの事実しかないのであります。しがしながら、御質問の趣旨はよくわかりましたので、今後といえども、そういうことにぬかりなく、見返り資金をいろいろ懸案になつております教育方面に使うように、その実現に格段の努力をして行きたいと思うのであります。
CIE図書館なんです図書館どころの騒ぎではない、非常に大きな問題なんです。ところがこれに対して結果においては一銭も出ないことになつたわけであります。これは西崎さんにお答えを期待するのは、ちよつと無理かもしれませんが、その間にどういうふうなことが行われたか、やはりこの点も政府として明らかにしていただきたい。この一月以来の動きを見れば、そういうものの出得ることがわかつて来たわけであります。
○河田委員 実は一月三十日の国際新聞には、CIE図書館に見返り資金を融資と題して、政府は二十七旧の閣議でこれを決定し、総司令部の民間情報教育局、CIEの図書館に要する施設費で、一月から三月まで四千八百万円、四月以降明年三月までに二億五百万円、合計二億五千万円を貸し付けるものであるということを決定したように報じております。
ここでは宮城県立図書館と東北大学附属図書館の二つの外、CIE図書館や博物館を見ました。仙台は教育都市であつて、市民の図書館に対する熱意も厚く、伊達藩の伝統と相まつて、全般的に図書館施設は相当充実しておりました。全国的に見ても相当高い水準にあるものと思われます。
そこでわれわれといたしましては、昨年来再三CIE当局と折衝をいたしまして、遂に彼らをも試合に連れて参りましたし、五月四日の柔道大会、五月五日の劍道大会の試合にも数名の方を招きまして、実際に見てもらつております。それと同時にどういうようなスポーツが実際スポーツとしていいかということを、あらゆる人から説明をしてもらつていますし、われわれとしても及ばずながら再三にわたつて説明をいたしております。
二十二日は、これは随分檢察廳、CIE方面からも聞かれたのですが、二十二日夕方に麻布の羅久という旅館で弁護士の打合会があつたのです。その弁護士の打合会に、私が一番先にあの旅館に行つておつたと思うのです。そうして弁護士も揃つたので……。
もつとも総合高等学校については、地方軍政部の強き慫慂もあるようであるから、特に中央において、文部当局の支援の下に、CIE方面にも、かかる水産教育の特異性を十分認識せしめるよう、おとりはからいを願い、地方軍政部に至るまで御認識を徹底せしめていただきたいというのであります。なおかかる改惡を防止する上においても、水産高等学校を國立に移管することが最も確実安全な方策であるというのであります。